フリー素材
クレジットカードは海外旅行の様々な機会で活用できる。
ここで、自分の海外旅行者向けのクレジットカード活用法(計画)を伝える。
第一に、宿や飛行機、バスなどの予約ができる。
宿の予約はインターネットを通じて行った方が確実だし、時として安く利用できるときもある。重たい荷物を持って現地で宿を探すのは大変だし、時間もかかることだろう。ある程度ネットで見た方が安いホテルも見つけやすい。その際にはクレジットカードは必携だ。
第二に、海外旅行保険機能が充実している。
年会費永年無料というカードが多く存在し、中には永年無料なのにも関わらず海外旅行保険が付帯されているものがある。その内容が充実しているものも多い。
第三に、クレジットカードの方がレートが良い場合がある。
現地で両替等を行うと手数料を多く取られてしまう。日本で両替を行うとなおさらだ。クレジットカードで支払うとそういった手数料が比較的低い時があり、安く済む時がある。
以下にクレジットカードの為替レート基準を記載しておく。
[豆知識] クレジットカードの為替レート
-----------------------------------------------------------------------------
VISA:バークレーズ銀行(ロンドン)の始値の仲値 + 1.60 ~ 1.63 %
MasterCard:モントリオール銀行(ブラッセル)の終値の仲値 + 1.0 ~ 1.6 %
JCB :UFJ 銀行(東京)の TTS 始値の仲値 + 1 円
AMEX:NY または LN 市場相場の仲値 + 1 %
Diners Club:みずほ銀行(東京)の TTS 始値の仲値 + 1 円
-----------------------------------------------------------------------------
※TTSとは銀行が顧客に外貨を売るレートのこと。米ドルと円ならば、1円上乗せされている。
特に第二の特徴である海外旅行保険について、以下に私のおススメカードを紹介しよう。
1.セゾン「アメリカン・エキスプレス・カード」
年会費 3150円
なぜここで無料のクレジットカードにも海外旅行損傷保険が付いているのに年会費がかかるものをお勧めするかというと、その海外旅行損害保険がそれだけ充実しているからである。
海外旅行損害保険の保証金額が他よりも大きいということもそうだが、何より傷害疾病治療費のキャッシュレスサービスを受けられることに大きなメリットがある。
傷害疾病治療費は要するにお医者さんにかかる費用。他のクレジットカードの場合、現地で自分で建て替えをして帰国後に保証を受けるサービスがほとんどだが、なんとこのカードは現地で紹介された医療機関にいけば全くキャッシュを払うことなく医療サービスが受けられるのだ。現金をそんなに持ち合わせていない海外旅行者にはもってこいのサービスだろう。
しかも病気やけがをした時、現地のアメックスオフィスに電話をすれば医療機関を紹介して手配してくれる。アメックスだからこそのサービスといったところだろうか。
このようなサービスは自分が確認した年会費無料カードには存在しなかった。同じような保険サービスを掛け捨ての保険で受けようとするとほとんどの場合1万円以上かかる。私のような長期旅行者だと五万円は越す。
海外旅行損傷保険が必要な人にはぜひお勧めのカードである。
セゾンカード「アメリカン・エキスプレス・カード」
2.Citiカード「シティ クラッシック・カード」
年会費 1050円
長期旅行者にはおススメだ。上記のようなキャッシュレスサービス等はないが、このカードには裏ワザがある。
大抵のカード保険適用期間は出発から90日間だ。しかし私のような長期旅行者にはそれだけでは足りない。このカードはその期間をなんと150日まで伸ばしてくれるのだ。
このシティカードはカードを海外の交通機関で使用した時点から、保険が60日間適用される。なので90日経った後になんでも良いからバスや電車などをこのカードで決済すれば最大150日間保険が適用される。
なんとも心強いカードである。
更に、最初に紹介したアメックスのみの場合、クレジットカードとして使える範囲が狭いという問題点がある。やはりクレジットカードとしての幅をきかせるのならばVisaやMaster Cardが必要である。このCitiカードはVisaに対応している。なので二枚目のカードとして有効だろう。
Citiカード
海外旅行保険付カードの裏ワザーーークレジットカード保険の比較が記載されているサイト
ただ、マイルをためるという観点から考えた場合、上記二枚はあまり適さない。良くマイルが貯まるカードの代表格は「JALカード」。しかし私の場合、今回利用する航空会社が「アエロフロートロシア航空」という、ノースウエスト航空系列のマイルが貯まる航空会社なのでJALカードのマイルには合算できない。この航空会社でマイルをためるならば「Citi ノースウエスト/シティ ワールドパークス・カード」が適しているのだが、年会費が10500円と高い・・・・
ノースウエスト航空系マイルをもっとコストを低くしてためることができる方法がないか、今模索しているところである。
私は今まで数多くのクレジットカード加入促進のアルバイトを行ってきたのにクレジットカードを持っていなかった・・・やっとクレジットカードを手に入れることができて少々嬉しい気持ちでいっぱいだ。
でもやはり使い過ぎが怖いので、利用限度額を最低レベルに引き下げておいた。
最近はクレジットカードの年会費無料化が進み、クレジットカードを持つ人も多くなった。そして、それに伴いカード破産をする人が増えているという話も聞く。
そうならぬよう気をつけていきたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿