2009年6月27日土曜日

出発まであと2日

出発まであと2日。


今日は大学のゼミのOB会と内定先の同期との飲み会に行った。

ゼミのOB会は就職活動時にとてもお世話になった。
本当はもっと早く旅に出発する予定だったが、
就職活動時のお礼を直接先輩に言いたかったので、このOB会に出席するために出発を延ばした。

就職活動時お世話になった方々に会い、お礼を述べた。
どの先輩方も社会で活躍する方々で、多くの激励をいただいた。
こうした縦の繋がりを深める機会はとても貴重だ。

「生きて帰ってこい!」
先輩が笑いながら私に言ってきた。

旅で何が起きてもいいが、死んだり病気になったりするのは御免だ。

「恐れずに、しかし気をつけて。」

小説『深夜特急』の著者沢木耕太郎は、旅立つ者に対してこの言葉を伝えている。
これをしっかりと胸に刻んでいきたい。



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旅行の資金管理 in ヨーロッパ


先日ユーロに両替するために東京駅付近にある三井住友銀行の両替所に行った。

旅行資金を全て現金で持ち歩くのは恐い・・・
特に良くものを失くしてしまう私にとって現金のみを持って旅をするのは無謀である。失くしてしまったら一貫の終わりだ。

そこで私は三井住友銀行の国際キャッシュカードを用意。そして紛失しても再発行可能なトラベラーズチェックを用意しようとした。

そしてトラベラーズチェックを両替所に頼むと、「ユーロのトラベラーズチェックはまだそこまで普及していないので、使い勝手が悪いうえ、手数料が高くなることが多いですよ。」と案内人の方が丁寧に教えてくれた。

ユーロは比較的新しい通貨であり、ユーロが使える国の中にはもともとトラベラーズチェックを取り扱っていなかった国も多いため、まだ取扱いが少ないところも多いのだという。
特にギリシャやイタリアではあまり役に立たないという。

そこで私はユーロのトラベラーズチェックをあきらめることにした。

ただ、現金で大きな額を持っていくのはリスクが高い。特に私はよくものを落としてしまう・・・細心の注意を払わなければならない。



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2009年6月25日木曜日

出発まであと4日




出発まであと4日。
今は引越しの準備と旅の準備に追われている。
私はもう長い間東京にはいないので、実家に一旦引っ越す。

引越しの準備は結構時間がかかる。
ここが片付いたと思えば、まだここがあるとため息が出てしまう。
出てくるごみの量を見ると、うちにはこんなにいらないものがあったのかと驚くばかりだ。


短い間だったが、今住むこのアパート、この土地には愛着がある。

自転車で20分程度で着く繁華街吉祥寺にはよく足を運んだ。
いつもどこかで威勢の良い声が聞こえ、活気に満ちた商店街『サンロード』。狭い路地が迷路のようになっており、昔にタイムスリップしたような空間が広がる『ハモニカ横丁』はお気に入りだ。

最近再発見した家の近くにある安くておいしい洋食屋『キッチン放蕩』。
まだ気になるメニューがたくさんあったので、もっと食べに行きたかった。


旅立つことへの期待は大きい。しかし、同時に寂しさも感じる。
今まで様々な場所を訪れたが、いつも同じ気持ちにさせられた。
しかし、今回はいつもに増してその期待も寂しさも強い。


小説『深夜特急』に魅せられ、高校生の時から憧れていた世界旅。
良い旅にしたい。



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2009年6月24日水曜日

一人用テント




















親父からもらった一人用のテント。
親父はアウトドア派でテントを数個持っていたので、そのうちの一つを私にくれた。

こんな小さな袋に入ったものが、広げると人一人十分に入る大きさのテントになる。
最初こんなに小さくて何か部品が足りないんじゃないかと思ったくらいだった。

このテントを利用して、旅先にキャンプ場があれば泊まりたい。
あまりお金がない。なので宿代節約のためだ。
特にヨーロッパは物価が高い。節約できるところは節約しなければならない。

このテントを見て、家族が小さいころよくキャンプに連れて行ってくれたことを思い出した。
小さいころから自然に触れる機会を多くあり、とても良い経験をさせてもらった。
あのころは見たいテレビが見れないこともあったりしてあまり気が進まないこともあったが、今となればどれも良い思い出である。

あのころのように、旅中でまた素晴らしい自然の中で良い経験をしたい。



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2009年6月22日月曜日

ヨーロッパ周遊ルート


旅程の第一回であるヨーロッパ周遊計画が完成した。

全17か国を旅する予定だ。
イスタンブールからロンドンまで、様々な土地を巡る。
なるべくなら主要都市以外の田舎町に足を運びたいところだ。

この経路を考えている時に常に考えていたのが、その移動手段だ。

ヨーロッパ各国は鉄道網が発達し、高速鉄道や寝台列車で往来することができる。
そこで便利なのが「ユーレイルグローバルパス」

2か月ヨーロッパ各国の鉄道乗り放題が可能だが、値段はなんと10万円。
・・・高い!一日あたりおよそ1600円の運賃を支払わなければ元が取れない。
さらに高速鉄道に乗る時には追加料金を支払わなければならないのだ。
あったら便利そうだが、自分で電車を手配したほうが割安な気がする。

ただ、各国にはそれぞれの乗り放題券が存在する。
私が利用しようと思う乗り放題券はユーレイル・ベネルクスジャーマンパス。
オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、ドイツの乗り放題券だ。
有効期限が2か月で5日間乗り放題。それで2万5千円。
ドイツは高速鉄道に追加料金を払わなくても乗れるため、こちらの方が割安になるのだ。

物価の高いヨーロッパ。
いかにして節約するかが私にとって最大の難問である。



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2009年6月19日金曜日

海外旅行クレジットカード活用法 「保険編」

フリー素材

クレジットカードは海外旅行の様々な機会で活用できる。
ここで、自分の海外旅行者向けのクレジットカード活用法(計画)を伝える。

第一に、宿や飛行機、バスなどの予約ができる。
宿の予約はインターネットを通じて行った方が確実だし、時として安く利用できるときもある。重たい荷物を持って現地で宿を探すのは大変だし、時間もかかることだろう。ある程度ネットで見た方が安いホテルも見つけやすい。その際にはクレジットカードは必携だ。

第二に、海外旅行保険機能が充実している。
年会費永年無料というカードが多く存在し、中には永年無料なのにも関わらず海外旅行保険が付帯されているものがある。その内容が充実しているものも多い。

第三に、クレジットカードの方がレートが良い場合がある。
現地で両替等を行うと手数料を多く取られてしまう。日本で両替を行うとなおさらだ。クレジットカードで支払うとそういった手数料が比較的低い時があり、安く済む時がある。
以下にクレジットカードの為替レート基準を記載しておく。

[豆知識] クレジットカードの為替レート
-----------------------------------------------------------------------------
VISA:バークレーズ銀行(ロンドン)の始値の仲値 + 1.60 ~ 1.63 %
MasterCard:モントリオール銀行(ブラッセル)の終値の仲値 + 1.0 ~ 1.6 %
JCB :UFJ 銀行(東京)の TTS 始値の仲値 + 1 円
AMEX:NY または LN 市場相場の仲値 + 1 %
Diners Club:みずほ銀行(東京)の TTS 始値の仲値 + 1 円
-----------------------------------------------------------------------------
※TTSとは銀行が顧客に外貨を売るレートのこと。米ドルと円ならば、1円上乗せされている。


特に第二の特徴である海外旅行保険について、以下に私のおススメカードを紹介しよう。

1.セゾン「アメリカン・エキスプレス・カード」
年会費 3150円

なぜここで無料のクレジットカードにも海外旅行損傷保険が付いているのに年会費がかかるものをお勧めするかというと、その海外旅行損害保険がそれだけ充実しているからである。
海外旅行損害保険の保証金額が他よりも大きいということもそうだが、何より傷害疾病治療費のキャッシュレスサービスを受けられることに大きなメリットがある。

傷害疾病治療費は要するにお医者さんにかかる費用。他のクレジットカードの場合、現地で自分で建て替えをして帰国後に保証を受けるサービスがほとんどだが、なんとこのカードは現地で紹介された医療機関にいけば全くキャッシュを払うことなく医療サービスが受けられるのだ。現金をそんなに持ち合わせていない海外旅行者にはもってこいのサービスだろう。

しかも病気やけがをした時、現地のアメックスオフィスに電話をすれば医療機関を紹介して手配してくれる。アメックスだからこそのサービスといったところだろうか。

このようなサービスは自分が確認した年会費無料カードには存在しなかった。同じような保険サービスを掛け捨ての保険で受けようとするとほとんどの場合1万円以上かかる。私のような長期旅行者だと五万円は越す。
海外旅行損傷保険が必要な人にはぜひお勧めのカードである。

セゾンカード「アメリカン・エキスプレス・カード」



2.Citiカード「シティ クラッシック・カード」
年会費 1050円

長期旅行者にはおススメだ。上記のようなキャッシュレスサービス等はないが、このカードには裏ワザがある。
大抵のカード保険適用期間は出発から90日間だ。しかし私のような長期旅行者にはそれだけでは足りない。このカードはその期間をなんと150日まで伸ばしてくれるのだ。
このシティカードはカードを海外の交通機関で使用した時点から、保険が60日間適用される。なので90日経った後になんでも良いからバスや電車などをこのカードで決済すれば最大150日間保険が適用される。
なんとも心強いカードである。

更に、最初に紹介したアメックスのみの場合、クレジットカードとして使える範囲が狭いという問題点がある。やはりクレジットカードとしての幅をきかせるのならばVisaやMaster Cardが必要である。このCitiカードはVisaに対応している。なので二枚目のカードとして有効だろう。

Citiカード
海外旅行保険付カードの裏ワザーーークレジットカード保険の比較が記載されているサイト


ただ、マイルをためるという観点から考えた場合、上記二枚はあまり適さない。良くマイルが貯まるカードの代表格は「JALカード」。しかし私の場合、今回利用する航空会社が「アエロフロートロシア航空」という、ノースウエスト航空系列のマイルが貯まる航空会社なのでJALカードのマイルには合算できない。この航空会社でマイルをためるならば「Citi ノースウエスト/シティ ワールドパークス・カード」が適しているのだが、年会費が10500円と高い・・・・

ノースウエスト航空系マイルをもっとコストを低くしてためることができる方法がないか、今模索しているところである。


私は今まで数多くのクレジットカード加入促進のアルバイトを行ってきたのにクレジットカードを持っていなかった・・・やっとクレジットカードを手に入れることができて少々嬉しい気持ちでいっぱいだ。

でもやはり使い過ぎが怖いので、利用限度額を最低レベルに引き下げておいた。
最近はクレジットカードの年会費無料化が進み、クレジットカードを持つ人も多くなった。そして、それに伴いカード破産をする人が増えているという話も聞く。

そうならぬよう気をつけていきたい。




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2009年6月18日木曜日

航空券 ~旅への切符~

ついに航空券を手に入れた。


第一の旅程はヨーロッパ。

出発は6月29日成田発イスタンブール着。
帰国は9月28日ロンドン発成田着。

10月1日の内定式に出席しなければならないので一時帰国。
そしてその後再び出発。

第二旅程はアジア。

エジプトへ行きそこから陸続きで中国まで行く予定だ。


基本的にユースホステルなどの安宿に泊まる予定だ。
でもキャンプ場があれば、一人用のテントがあるのでテントに泊まろうと思う。
なるべく節約しなければ旅を続けられないからだ。

移動手段は鉄道やバス。自転車も考えているが、あまりにも距離が長いので鉄道やバスとの組み合わせも考えている。


旅への出発まであとわずか。

良い旅になるよう準備を進めていきたい。





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2009年6月4日木曜日

予防注射Ⅱ ~恐ろしい予防接種の副作用~

(画像:日本脳炎厚生労働省ポスター)


先日、二回目の予防注射に行って来た。

今日は破傷風と日本脳炎の予防接種。

この二つは中学生までに過去3回受けていたので、一回だけ受ければ長期間持続するという。

破傷風は1950年にはなんと致命率約85%もあった恐ろしい病気。日本の土壌には破傷風菌が広く存在し、向井は多くの人が命を落とした。今は予防接種が義務化されているので、破傷風にかかる人の数は年間40人(致死率30%)と以前に比べ少ない。良い世の中になったものだ。

日本脳炎は、感染した蚊に刺されると感染し、症状が出るものでは、6~16日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、引き続き急激に、光への過敏症、意識障害(意識がなくなること)、けいれん等の中枢神経系障害(脳の障害)を生じる。大多数の方は、無症状に終わるのですが、脳炎を発症した場合20~40%が死亡に至る病気といわれており、幼少児や高齢者では死亡の危険は大きくなる。


しかし、日本脳炎の予防接種を受けると、確率は100万に一人と低いが副作用を起す場合がある。


私は再び日本検疫衛生協会(http://www.kenekieisei.or.jp/)の東京診療所に足を運んだ。

そこにはなんと患者は自分しかいない。そんなに予防接種を受ける人はいないのかなと思った。

そして破傷風と日本脳炎の予防接種をお願いすると、すぐに呼ばれて別室に移動した。そしたらなんだか適当そうなおばさん医師が再び現れた。そして荷物を置いたら、また違う部屋に来るように言われ、そちらの方に行くといきなり同意書を私の前の机に放り投げてきた。

「読んで同意書にサインしてください。」

いきなりなんの説明のないままで、少々戸惑ったが、その同意書を読んでみる。日本脳炎の副作用に関する同意書だった。ただ専門用語等もありよくわからなかったので、

「これはどういう意味ですか?」

と聞くと、おばさん医師は、

「ちゃんと読んで。」

なんだかめんどくさそうに私に言ってくる。読んだのに良くわからないから私は質問したのだ。専門用語もあり、一般庶民の私が完全に理解できるはずもない。
私が理解できてないことをおばさん医師は解かったらしく、いきなり日本脳炎予防接種に関する読売新聞の記事を無言で放り投げてきた。

「これを読んでください。」

最初からこっちを渡してくれればとおもいつつ、読んでみる。そこには日本脳炎の恐ろしい副作用ついて書かれていた。山梨県で14才の子が昨年接種を受け重症の急性散在性脳脊髄炎(ADEM) になり、意識不明の重体となったのだ。このような副作用が発生する確率は100万人に1人だそうだが、世にも恐ろしい副作用である。

こんな恐ろしいワクチンを、あのおばさん医師は適当に同意書を机の前に差出し、打とうとしていた。
適当にやるにも程がある。

おばさん医師は私が不安そうな顔をしているのを見て、別の医師を呼んだ。そして高齢であろう新たな男性医師が現れ、私に副作用について説明してきた。

私は聞いてみた。

「最悪の場合どうなるんですか?」

「そりゃ死んじまうよ」

「・・・・・」

いくら100万人に1人だからってこんな予防接種があるなんて・・・・。私は即刻日本脳炎の予防接種をやめた。予防接種で死にたくない。それに、この適当な診療所で予防接種を受けることに不安を感じたからだ。

そして破傷風だけ頼み、予防接種を受けた。料金は3500円。おばさん医師は、ベテランなのか注射はうまく、あまり痛くなかった。

私が予防注射を受けたあと、やっと一人の別の男性客が入ってきた。依然、この診療所には人が少ない。当初は予防接種に対する需要が少ないだけだと思っていたが、私はこの診療所の態度自体に問題があるのではと思うようになった。

あと狂犬病とA型肝炎の予防接種を受けなければならないが、もうこの診療所に来るのはやめようと思う。


ちなみにちょうど昨日のニュースだが、日本脳炎の副作用が少ない新たなワクチンが国家検定をクリアし、新たに国内で使用可能になった。ぜひこのワクチンを試してみたい。


旅の必須旅の必須知識①+② [予防接種Ⅱ編]

日本脳炎--------------------------------

厚生労働省:日本脳炎ワクチン接種に係るQ&A―症状と副作用について知る―
最近新しく出たワクチン―副作用が少ない―
・ジェービックV概要
・ジェービックVに関する記事(Nikkei BP Net 2009年6月3日)

海外予防接種情報------------------------

・厚生労働省検疫所 =どんな疫病があるか。どんな予防接種が必要か記載。要チェック!=

検疫所一覧-------------------------------

・厚生労働省検疫所 =ここには残念ながら狂犬病ワクチンなし=
・予防接種機関情報 =ここで最寄の予防接種ができる機関をチェック=
・財団法人 日本検疫衛生協会 =筆者の行った検疫所=

料金--------------------------------------

・財団法人日本検疫衛生協会の料金。参考までに!





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