約30年前に設立され、もともと各大学の探検部や山岳部のインカレのようなものだったらしい。日本や世界各国を旅して集まった冒険家が集まり、月に1度報告会を開く。
会場は新宿スポーツセンターの2階の大会議室。大会議室に入ると、ざっと見て大学生から中年の約40人が席を連ね、今日の講演を待っていた。肌の色が黒く、肉体がしっかりしている人が多くていかにも冒険家の集まりだと感じた。旅で出会う人はこんな人ばかりなんだろうと思い、なんだかもう既に旅に出発したような気分にもなった。
今回の講演者は70年前にモンゴル人に扮してチベットに潜入した野元甚蔵さん(92)。日本陸軍特務機関員として チベットへ。当時、日本人がチベットに入ることは難しく、モンゴル語を学んでいた野元さんが、チベットと同じ仏教を厚く信仰するモンゴル人になりきってチベットに潜入することになったという。
ご高齢でわざわざ鹿児島から来て下さり、大変良いお話をいただいた。ここでの話の内容は、地平線会議の報告書に譲る。より詳しい内容が記載されている。
報告会の後、そこにいた方々と飲み会に行った。私を案内してくださった安東さんは、なんと冬のシベリアを横断した冒険家。学生時代は私と同じようにバックパッカーとしてアジアを旅したという。安藤さんは私の旅のアドバイスに始まり、様々な方を紹介してくださった。とても面倒見が良く優しい方だった。
飲み会には、他にも北朝鮮専門ジャーナリストから、出版社の方、旅を愛するサラリーマン、登山家まで普段あまり会うことのできない様々な方と会う事ができた。どの方も旅の達人であり、様々な事を教えてくれた。とても親切な方々だった。
私もチベットに行こうと考えていた。
チベットに入るには入域許可証が必要になる。現地の中国旅行代理店を通じて行えば取ることは可能であるらしいが、値段が張る。更に、ほとんど添乗員が付きっぱなしであまり自由に行動できないのだとか。
ご高齢でわざわざ鹿児島から来て下さり、大変良いお話をいただいた。ここでの話の内容は、地平線会議の報告書に譲る。より詳しい内容が記載されている。
右の写真は野元さんがなんとかのダライラマからもらった指輪だという。
報告会の後、そこにいた方々と飲み会に行った。私を案内してくださった安東さんは、なんと冬のシベリアを横断した冒険家。学生時代は私と同じようにバックパッカーとしてアジアを旅したという。安藤さんは私の旅のアドバイスに始まり、様々な方を紹介してくださった。とても面倒見が良く優しい方だった。
飲み会には、他にも北朝鮮専門ジャーナリストから、出版社の方、旅を愛するサラリーマン、登山家まで普段あまり会うことのできない様々な方と会う事ができた。どの方も旅の達人であり、様々な事を教えてくれた。とても親切な方々だった。
私もチベットに行こうと考えていた。
チベットに入るには入域許可証が必要になる。現地の中国旅行代理店を通じて行えば取ることは可能であるらしいが、値段が張る。更に、ほとんど添乗員が付きっぱなしであまり自由に行動できないのだとか。
何か良い方法で行けないものかと地平線会議で聞いていたところ、田村さんという方が入国許可証なしで入国していたという。あまり人のいない検問を探し出して潜り抜けたのだとか。ものすごい行動力だ。私は現地でなんとか良いルートを探してみようと思う。
冒険家安東浩正さんのHP
地平線会議